@顧客の知識
市況や相場、商品の内容などに関しての知識があるかどうか、また理解する能力があるかどうかを確認します。

A顧客の投資経験
過去に投資したことのある商品種類(株式・先物・FX・不動産など)に加え、投資経験や時期についても把握する必要があります。

B顧客の財産の状況
財産額の総額や、その内訳(投資金額、元本保証型orリスク商品への投資額など)を、詳細に把握する必要があります。

C顧客が金融商品取引契約を締結する目的
投資する目的を確認し、今後の投資方針(ハイリスクハイリターン型を希望、ローリスクで安定運用を希望など)をよく確認する必要があります。

上記4要素を中心に顧客の適合性を判断し、例えば、高齢のお客様に対しては、事前の面談頻度を増やしたり、商品の内容やリスクに関する知識レベルや理解度を確認するなどの対応が必要になってきます。その際、確認いただいたことを担保する為に、確認文書や同意書などに署名をもらうなどの対応も会社の自己防衛策として重要と言えます。
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